工房閑話

 

 

眞子様のビザは?

 

 眞子様が小室氏と結婚されて米国で暮らす場合、漠然と「ビザはどうなるのだろう?」と考えていたのだが、このテーマは、コロナパンデミックに加えて、唐突な現役総理の総裁選不出馬表明等、落ち着かない世相に何とはなく記憶の彼方に行ってしまっていた。何しろ、若手ホープの筆頭と目されているK議員が総理の総裁選不出馬に涙した。また、TPP署名に際して世界を驚かせたT議員の「安倍先生の顔を潰すわけにはいかない!」発言が飛び出す始末である。懐かしい昭和の任侠映画が思い出された。

 

 しかし、10月に眞子様が皇籍を離脱して小室氏と結婚される見通しが盛んに報じられるに及んで、再びビザが蘇ってきた。小室氏は就職が決まり、ビザを取得したと報じられている。正確にはF(学生ビザ)からH1B(就労ビザ)に滞在資格変更ができたのだろう。H1Bの審査は年々厳しさを増しているが、大手弁護士事務所でM&Aを担当するとされている小室氏にとって、特に問題は無かったと思う。H1Bで弁護士として活躍しながら、将来的には永住権を経て米国籍を取得する途筋が見えてくる。

 

 眞子様はH4(H1Bの配偶者)を取得されるのだろう。小室氏が帰国するらしいので、二人揃って米国大使館に出頭しビザを申請することになりそうだ。私見だが、元宮様とは云へ出頭免除にはならないのではないかと想像しているが、どのような 対応になるのか大使館の判断も見てみたい。余談ながら、何らかの仕事をされる場合はご本人に就労ビザが必要になるが、眞子様の学歴等からするとH1B取得は問題ないと思う。勿論数年後には、永住権を獲得し、より自由に活動されることも可能になるだろう。

 米国で同居するのではと報じられている小室氏の母上のビザ、これは難しそうだ。小室氏の母として永住権を取得できるのはかなり先になるだろう。当面の対策として、Bビザが取れるかもしれないが、6か月しか滞在できない。もし渡米目的が就学と認められればFビザの可能性があり、就学する限り米国滞在が可能になるが、課題も少なくない。周知のとおりアメリカ人と結婚するなら、結果的にビザ問題は一挙に解決するが、これはもう飛躍し過ぎだろう。


 

                            2021年9月17日

 

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