アメリカビザ解説



サービスエンジニアのためのB1ビザ


 Bビザには守備範囲が広いと云う特徴がありますが、アメリカ企業に販売した機械のアフターサービスに派遣するエンジニアに、B1ビザが適用できる場合があります。対象となる活動は、機械の設置、修理、トレーニング等です。
 取得のための主な要件は、これらのサービスが含まれることが当該の機械の売買契約書に明記されていること。申請者はこの機械に関する専門知識を持っていること及びアメリカを源泉とする報酬を受け取らないこと等です。
 日米間の商取引に於いて、上記サービスが求められる頻度は高く、通常就労ビザを必要とする活動ですが、条件付きでBビザが適用されるわけです。経済活動の現場に於けるニーズとビザの規則は噛み合わないことが少なくありませんが、これは両者が一致している良い例の一つです。なお、適用除外業種があるので、申請に際しては注意が必要です。

参考:9FAM 41.31 N10.1

 

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